所 属 | 呼吸器内科学 |
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氏 名 | 寺田 悟ら |
発表日 | 2023-08-23 |
論文概要 | この研究は、持続的な咳と代謝経路との関連性を明らかにすることを目的としました。1期から2期にかけて、新たに持続的な咳を発症した632人と1期ですでに持続的な咳を発症していた352人を比較したところ、新たに持続的な咳を発症した人は、2期において血漿中のクエン酸濃度が低いとわかりました。また、このことは、喘息、上気道咳嗽症候群(UACS)、逆流性食道炎(GERD)などの交絡要因を調整した後も確認できました。この研究の結果は、血液中のクエン酸濃度が持続的な咳と関連している可能性を示しており、持続的な咳のメカニズムや治療法の理解に貢献することが期待されます。 |
雑誌名 | Scientific Reports |
URL | 37626075 |