所 属 | 京都大学 口腔外科 |
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氏 名 | 福原紫津子 |
発表日 | 2023-01-26 |
論文概要 | 大動脈の動脈硬化は、心血管疾患の確立された危険因子であり、歯周病は大動脈の動脈硬化と関係することが知られています。また、動脈硬化は血管壁へのコレステロールの蓄積だけではなく、炎症がおこることで進行すると考えられています。本コホートによるこれまでの研究では、欠損歯(多くは重度の歯周病によってもたらされる)と炎症が相関することを代表的な炎症マーカーであるCRPをもとに示していましたが、本研究は歯周病のより直接的な指標であるアタッチメントロスや地域歯周疾患指数を用いて、頸動脈エコー検査で得られたプラークの大きさの関係を示すことで、歯周病と動脈硬化との間に直接的な関係があることを示しました。 |
雑誌名 | Journal of Atherosclerosis and Thrombosis |
URL | 36696974 |