所 属 | 京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学 |
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氏 名 | 池田 香織 先生ら |
発表日 | 2018-04-19 |
論文概要 | 第1期健診の食習慣と採血のデータを用いて、糖尿病の発症や悪化と関わるインスリン抵抗性の強さにどのような食習慣が関連するかを検討しました。その結果、女性では、魚料理や味噌汁を毎日摂る習慣のある人ではインスリン抵抗性が低く、主食を毎晩摂る人ではインスリン抵抗性が高いことがわかりました。男性では、野菜料理を毎日摂る習慣のある人ではインスリン抵抗性が低く、果物を毎日摂る人や卵料理を週4,5回摂る人ではインスリン抵抗性が高いことがわかりました。これらの結果を参考に食習慣を変えることでインスリン抵抗性を改善することができるかが気になるところですが、それを明らかにするためには今後さらなる研究が必要です。 (原題)Dietary habits associated with reduced insulin resistance: The Nagahama study. |
雑誌名 | Diabetes Research and Clinical Practice |
URL | 29679632 |