所 属 | 京都大学呼吸器内科 呼吸管理睡眠制御学講座 |
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氏 名 | 松本 健 先生ら |
発表日 | 2017-03-09 |
論文概要 | 世の中で不眠に悩む人は多いですが、不眠と一口に言っても様々で、その中の一つに熟眠感のない睡眠があります。熟眠感のない睡眠は死亡率上昇と関連があることが知られており、対応すべき問題ではありますが、どのような因子が関連しているかは明らかになっていませんでした。 今回、その因子を検討したところ、若年、睡眠薬の使用、不規則な睡眠習慣、短時間睡眠、眠気、ストレス、運動不足、夜間頻尿、胃酸逆流症状、うつ症状がそれぞれ独立して関連していることがわかりました。 熟眠感のない睡眠に悩んでいる方は、これらの生活習慣に当てはまっていないかを見直し、対策を講じることで、よりよい睡眠につながると言えそうです。 原題:Combined association of clinical and lifestyle factors with non-restorative sleep: The Nagahama Study |
雑誌名 | PLoS ONE |
URL | 28278155 |