2015.1.2　京都大学整形外科

KSS 2011という新基準は、申告された症状、運動機能検査、X線による変形性膝関節症診断を適切に反映

所属	京都大学整形外科
氏名	谷口直矢　先生ら
発表日	2015-01-01
論文概要	2011年、膝（ひざ）の機能や病状を反映する指標としてThe Knee Society Score® (KSS 2011) という基準が新たに設けられました。この研究は、ながはまコホートにおいて申告された症状や、行われた運動機能検査の結果、さらにX線撮影による変形性膝関節症の診断を適切に反映しているかどうかを確認したものです。重大な病気や膝の関節炎をもたない35～92歳の日本人を対象とした比較研究により、この新基準が膝の機能や病状を十分に反映する有用なものであることが確認されました。原題 The KSS 2011 reflects symptoms, physical activities, and radiographic grades in a Japanese population.
雑誌名	Clinical Orthopaedics and Related Research
URL	24777727