所 属 | 京都大学ゲノム医学センター、京都大学膠原病内科 |
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氏 名 | 寺尾 知可史 先生ら |
発表日 | 2014-12-01 |
論文概要 | 0次健診受診者、受診者約1万人のうち45%で抗核抗体*が陽性であり、特に女性・高齢者で陽性率が高いことが確認されました。この健康な人たちにみられる抗核抗体と関係のある遺伝子変異を調べたのがこの研究です。 見つかった変異は確かに「関節リウマチなどの自己免疫性疾患に関連する遺伝子変異」に近いものでしたが、「患者のほぼ100%に抗核抗体みられる疾患(SLE)と関係があるとされる変異」とは異なるものでした。 *抗核抗体:通常は体内に侵入してきた異物を認識するのが抗体ですが、自己免疫疾患と呼ばれる一連の病気では自分の体を異物と勘違いしてしまう抗体が出現します。抗核抗体はその一つです。 原題 Association between antinuclear antibodies and the HLA class II locus and heterogeneous characteristics of staining patterns: the Nagahama study. |
雑誌名 | Arthritis & Rheumatology |
URL | 25186300 |