所 属 | 京都大学ゲノム医学センター |
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氏 名 | 田原 康玄 先生ら |
発表日 | 2013-04-01 |
論文概要 | 心電図におけるQT間隔(心臓の興奮を反映)が長い人ほどAIx(動脈の状態が心臓に与える影響)が大きくなります。また長いQT間隔や短いQRS時間(心室の活動を反映)を示す人は「中心血圧と上腕最高血圧の差」(PPa)が小さくなることが示されました。これらの関係は加齢、高血圧、心拍数といった心臓に影響を与える他の要因の影響を取り除いても見られる本質的なものです。 長いQT間隔や短いQRS時間といった異常を有する人で、なぜ動脈硬化をはじめとした循環器疾患リスクが高まるのか、そのリスクを下げるにはどうすればよいのかといった問いに応えるうえで、中心血圧の測定が大切なものであることが示されました。 原題 Association of longer QT interval with arterial waveform and lower pulse pressure amplification: the Nagahama Study. |
雑誌名 | American Journal of Hypertension |
URL | 23598421 |