所 属 | 京都大学ゲノム医学センター、京都大学膠原病内科 |
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氏 名 | 寺尾 知可史 先生ら |
発表日 | 2014-12-01 |
論文概要 | 0次健診受診者、約1万人のうち約2%で抗CCP抗体(ACPA)が陽性となり、約6%でリウマチ因子(RF)が陽性となることを確認しました。 ACPAが陽性となる人の数は加齢に伴い増加し、高力価の人は関節リウマチ患者と同様に喫煙と関連があることがわかりました。また、遺伝子変異の解析により、「関節リウマチ患者でACPA やRF と関連する遺伝子の変異」は健康な人ではあまり関連しないことが示されました。これによりACPCやRFの産生メカニズムには、健康な人と患者とで共通する点と異なる点がある可能性が示されました。 *力価:抗体のくっつく強さのこと。 原題 Effects of smoking and shared epitope on the production of anti-citrullinated peptide antibody in a Japanese adult population. |
雑誌名 | Arthritis Care & Research |
URL | 24942650 |