所 属 | 京都大学口腔外科 |
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氏 名 | 山崎 亨 先生ら |
発表日 | 2013-06-01 |
論文概要 | 歯が少なくなっている場合、あるいは十分に入れ歯が調整されていない場合、食品の摂取に偏りが生じ、重要な栄養素の取り込みが低下することが報告されています。また、ゆっくりしっかり食品をかむことは、満腹中枢を刺激することで消化吸収を促し、肥満の予防に関わることが報告されています。 この研究では、そうしたメカニズムを一歩進め、実際に長浜の健診参加者に対し、食品を「かむ能力」と食べる速さを調査し、糖尿病との関係を調べたものです。結果、十分にかめない人、あるいは食べる速度が速い人は、それぞれ糖尿病のリスクが高いことが明らかになりました。 原題 Mastication and risk for diabetes in a Japanese population: a cross-sectional study. |
雑誌名 | PLOS ONE |
URL | 23755114 |